検査項目解説
検査名 | 淋菌抗原 |
英検査名 | Gonococcal Antigen |
検体基準範囲 |
綿棒で検体採取し、速やかに測定するか、冷蔵保存する。培養は37℃で検体を保存する。 尿道・子宮頸部擦過細胞:陰性 |
測定法 | 培養法、EIA、核酸抽出法 |
基準範囲出典 | 1最新 臨床検査項目辞典 医歯薬出版株式会社 2008 |
解説 |
淋菌抗原検査は淋菌菌体表面抗原に対するポリクロナール抗体を検出するもので、培養法に比べ操作が簡単なこと、死菌でも検出出来ることなどの利点がある。ただし、ポリクロナール抗体を使用しているので、淋菌以外のナイセリアの混入があると偽陽性になる。臨床的には男性で尿道炎、前立腺炎、女性で子宮頸管炎、子宮内膜炎、付属器炎、骨盤内感染症を疑う患者は本検査が必要である。 陽性:淋菌感染 |