検査項目解説
検査名 | 顆粒球マクロファージコロニー刺激因子 |
英検査名 | Granulocyte-Macrophage Colony Stimulating Factor |
検体基準範囲 |
検体採取後速やかに測定するか、凍結保存する。 血清:2pg/mL以下(参考値) |
測定法 | ELISA |
基準範囲出典 | 1.最新 臨床検査項目辞典 医歯薬出版株式会社 2008 |
解説 |
GM-CSFは骨髄中の顆粒球系、赤芽球系、巨核球系の前駆細胞に作用し、増殖と分化を促進するサイトカインで、特に顆粒球系細胞の分化・増殖と成熟細胞の機能亢進作用がある。この物質と疾患の関連性は確立していないため、顆粒球系の細胞増多の原因が不明の場合などでのみ測定される。 高値(血清):急性白血病、再生不良性貧血、絨毛上皮癌、大腸癌、非小細胞肺癌 |