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検査項目解説

検査名 ヘモペキシン
英検査名 Hemopexin
検体基準範囲 検体採取後速やかに測定するか、凍結保存で2週間以内に測定する。溶血検体は不可。
血清:63~109mg/dL
測定法 免疫比濁法
基準範囲出典 1.松田重三:生化学的検査 ヘモペキシン.日本臨牀 62(増刊):300-302,2004
解説 赤血球から遊離したヘモグロビンはハプトグロビンと結合するが、ヘモグロビンの分解産物であるヘムはHxとアルブミンに結合する。ヘムとの結合能はHxはアルブミンより強く、ヘモペキシン・ヘム結合体を作り肝に運ばれ処理される。このため、血管内溶血が起こるとHx量が減少する。
高値(血清):心筋梗塞、自己免疫疾患、悪性腫瘍、感染症、炎症性疾患、感染症、組織壊死
低値(血清):肝疾患、出血性膵炎(体腔への出血)、ネフローゼ症候群、子癇前症、自己免疫性溶血性貧血、悪性貧血、遺伝性球状赤血球症、夜間発作性血色素尿症、急性肝炎、劇症肝炎、活動性慢性肝炎、肝硬変、蛋白漏出性胃腸症、吸収不良症候群、ポルフィリン、

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