検査項目解説
検査名 | ヘモジデリン |
英検査名 | Hemosiderin |
検体基準範囲 |
新鮮尿を検体とする。採尿後6時間以上経過した検体は検査不可。 尿:陰性 |
測定法 | Prussian blue反応 |
基準範囲出典 | 1.Henry JB: Clinical Diagnosis and Management by Laboratory Methods. 18th edition. Philadelphia, WB Saunders Company, 1991, pp 412-413 |
解説 |
ヘモジデリンはヘモグロビンの崩壊産物で脂質、蛋白、多糖類に結合している。体内で溶血が起こるとヘモジデリンが黄色の顆粒として尿中に出現する。この顆粒をPrussian blueで染色すると青藍色の尿沈渣が認められる。また、尿細管上皮細胞でも同様の染色所見がみられる。 陽性(尿):血管内溶血 |