検査項目解説
検査名 | ヒスタミン遊離試験/アレルゲン刺激ヒスタミン遊離測定/アレルゲン刺激性遊離ミスタミン |
英検査名 | Histamine Release Test |
検体基準範囲 |
ヘパリン加血液を検体とし、速やかに測定するか、冷蔵保存で24時間以内に測定する。 血液:(クラス0) |
測定法 | EIA |
基準範囲出典 | 1.最新 臨床検査項目辞典 医歯薬出版株式会社 2008 |
解説 |
HRTは末梢血液中の好塩基球に付着したIgEとアレルゲンが結合して生じるヒスタミンを試験管内で測定するもので、I型アレルギーの確認の目的で用いる。測定可能なアレルゲンは食物性では卵白、牛乳、小麦、コメ、大豆、吸入性ではヤケヒョウダニ、ネコ上皮、スギ、カモガヤ、ブタクサである。 高値(血液):気管支喘息、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、蕁麻疹、アナフィラキシーショック |