検査項目解説
検査名 | ヒドロキシ酪酸脱水素酵素 |
英検査名 | Hydroxybutyrate Dehydrogenase/HBD |
検体基準範囲 |
検体は速やかに測定するか、-40~-80℃で保存する。 血清:男性(89.1~133.9U/L)、女性(87.2~130.3U/L) |
測定法 | |
基準範囲出典 | 資料:Effects of Disease on Clinical Laboratory Tests 4th Ed.AACC |
解説 |
HBDはLD1に類似している酵素で、脳、心筋、腎や赤血球に含まれている。急性心筋梗塞では梗塞8~10時間で血中に出現し、48~96時間でピークとなり、16~18日後も異常値を示す。臨床的には急性心筋梗塞の診断に用いる。 高値(血清):溶血性貧血、肝細胞障害、白血病、悪性リンパ腫、悪性黒色種、筋ジストロフィー、急性心筋梗塞、ネフローゼ症候群、股関節手術 |