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検査項目解説

検査名 アレルゲン特異IgE-MAST
英検査名 Allergen-Specific IgE Multiple Antigen Simultaneous Test
検体基準範囲 IgEは変性しやすいので、遠心分離後直ちに測定し、保存する場合は冷凍保存が望ましい。
血清:クラス0:1.39UA/mL以下(陰性)
測定法 CLEIA
基準範囲出典 1.岩崎 栄作 他:日本小児アレルギー学会誌 4(1):87-95,1990
2.中川 武正 他:アレルギーの臨床 26(3):238-242,20061.
3.Homburger HA: Allergic diseases. In Clinical Diagnosis and Management by Laboratory Methods. 21st edition. New York, WB Saunders Company, 2007, pp 961-971
4.MartinsTB, Bandhauer ME, Bunker AM, et al: New childhood and adult reference intervals for total IgE. J Allergy Clin Immunol 2014; 133: 589-591
5.Bernstein IL, Li JT, Bernstein DI, et al: Allergy diagnostic testing: An updated practice parameter. Ann Allergy Asthma Immunol 2008 Mar;100(3 Suppl 3):S1-148
6.小山田一ほか:免疫グロブリンE.臨床医 28:950-953,2002
解説 この検査の目的はアレルギー性疾患の抗原検索である。アレルゲン特異IgE-MASTはMAST 48mixとMAST36mixの2系統があり、一度に食物アレルゲン、花粉あれば、その他アレルゲンの多種類のアレルゲンの同時測定が可能である。臨床的にはアレルギー疾患が疑われるが、原因アレルゲンが不明の場合のスクリーニングに用い、アレルゲンの確定にはアレルゲン特異IgEを測定する。データの解釈に当たっては、季節変動を考慮する。測定結果はスコア化して報告され、判定はクラス0は陰性、1/0偽陽性、1~3は陽性で、クラスが高いほど特異的IgE濃度が高いことを示す。
陽性(血清):DiGeorge症候群、IgE型骨髄腫、Wiskott-Aldrich症候群、アレルギー疾患、アトピー性疾患、 アナフィラキシーショック、気管支喘息、蕁麻疹、ホジキンリンパ腫

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