検査項目解説
検査名 | アレルゲン特異的IgG4抗体/アレルゲン特異的IgG/抗アレルゲン特異的IgG4抗体 |
英検査名 | Allergen-Specific IgG4 Antibodies |
検体基準範囲 |
検体は速やかに測定するか、冷蔵保存する。 血清:抗原により異なる |
測定法 | ELISA |
基準範囲出典 | 1.最新 臨床検査項目辞典 医歯薬出版株式会社 2008 |
解説 |
IgGは4つのサブクラスがあり、IgG4抗体はアレルゲン特異IgG抗体のサブクラス抗体を測定するものである。IgG4はmast cellや好塩基球のレセプターと結合性があり、アレルギーとの関連が示唆されている。臨床的には皮膚反応やIgE抗体で診断が困難な食物アレルギーの診断に有用とされ、また減感作療法の効果判定にも用いられる。 異常値:アレルギー性結膜炎、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、寄生虫疾患 |