検査項目解説
検査名 | インターロイキン-10 |
英検査名 | Interleukin-10/IL-10 |
検体基準範囲 |
検体採取後速やかに測定するか、凍結保存する。 血清:5pg/mL以下(参考値) |
測定法 | ELISA |
基準範囲出典 | 1.Groote DD et al:Journal of Immunological Methods 177:225-234,1994 |
解説 |
IL-10は2型ヘルパーT細胞で産生され、1型ヘルパーT細胞のインターフェロン-γ産生を抑制する。 高値(血清):Crohn病、Guillain-Barre症候群、敗血症、マラリア、リーシュマニア症、悪性腫瘍、非ホジキンリンパ腫、全身性エリテマトーデス、うつ病、多発性硬化症、川崎病、潰瘍性大腸炎、急性膵炎、関節リウマチ 低値(血清):うっ血性心不全 |