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検査項目解説

検査名 インターロイキン-2
英検査名 Interleukin-2/IL-2
検体基準範囲 検体採取後速やかに測定するか、凍結保存する。
血漿:12pg/mL以下(参考値)
測定法 ELISA
基準範囲出典 1.最新 臨床検査項目辞典 医歯薬出版株式会社 2008
2.久保允人:T細胞サブセット─分化のメカニズムと免疫疾患の制御.細胞工学 27:110-113,2008
解説 IL-2は抗原刺激などで活性化されたT細胞で産生され、T細胞やNK細胞の増殖や活性化を促進する。また、INF-γの産生促進、B細胞の増殖・活性化、単球やマクロファージの活性化にも関与している。血中濃度測定による臨床的意義は確定していない。
高値(血漿):悪性疾患、ホジキンリンパ腫、非ホジキンリンパ腫、慢性骨髄性白血病、真性多血症、1型糖尿病、血小板減少症、統合失調症、うつ病、多発性硬化症、リウマチ性心疾患、慢性肝炎、慢性活動性肝炎、原発性胆汁性肝硬変、全身性硬化症、関節リウマチ、若年性関節リウマチ
低値(血漿):腎症候性出血熱、多発性骨髄腫、緊張性頭痛、片頭痛、流産

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