検査項目解説
検査名 | インターロイキン-3 |
英検査名 | Interleukin-3/IL-3 |
検体基準範囲 |
検体採取後速やかに測定するか、凍結保存する。 血清:15pg/mL以下(参考値) |
測定法 | ELISA |
基準範囲出典 |
1.東條 有伸:臨床免疫 27(S16):39-44,1995 2.森下 和広:BIOMEDICA 8(9):717-721,1993 |
解説 |
IL-3は活性化Tリンパ球、肥満細胞などから産生され、造血系に作用するマルチコロニー刺激因子としての性質を持つ。IL-3の増減のみで病態の推測は困難であるが、好塩基球の増殖を伴う疾患の一部で高値が認められる。 高値(血清):ホジキンリンパ腫、鎌形赤血球症、慢性疾患による貧血、全身性エリテマトーデス 低値(血清):脳性麻痺 |