検査項目解説
検査名 | インターロイキン-4 |
英検査名 | Interleukin-4/IL-4 |
検体基準範囲 |
検体採取後速やかに測定するか、凍結保存する。 血清:6.0pg/mL以下(参考値) |
測定法 | ELISA |
基準範囲出典 |
1.Kricka LJ:Clinical Chemistry 37(9):1472-1481,1991 2.野間 隆文:日本臨床 50(8):1787-1793,1992 |
解説 |
IL-4はIgE産生を介して即時型アレルギー反応に関与している物質で、2型ヘルパーT細胞、肥満細胞、好塩基球から産生される。臨床的には気管支喘息やアトピー性皮膚炎などとの関連が報告されているが、臨床的意義は確立されていない。 高値(血清):Guillain-Barre症候群、Miller-Fisher症候群、川崎病、マラリア、多発性硬化症、ネフローゼ症候群、子宮内膜症、アトピー性皮膚炎、アトピー性湿疹、 気管支喘息、強皮症、全身性エリテマトーデス 低値(血清):IgA欠損症、マラリア |