検査項目解説
検査名 | インターロイキン-8 |
英検査名 | Interleukin-8/IL-8 |
検体基準範囲 |
検体採取後速やかに測定するか、凍結保存する。 血漿:2.0pg/mL以下(参考値) |
測定法 | ELISA |
基準範囲出典 | 1.久野 耕嗣 他:臨床免疫 24(7):942-947,1992 |
解説 |
IL-8は単球、マクロファージ、血管内皮細胞、線維芽細胞等で産生され、好中球遊走促進作用を持つ炎症性サイトカインである。臨床的には好中球を中心とした炎症性疾患の病態解析に有用であるが臨床検査としての意義は少ない。 高値(血漿):HIV-1感染、関節リウマチ、乾癬、急性呼吸促迫症候群、多臓器不全、敗血症、敗血症性ショック、ベーチェット病、後天性免疫不全症候群、マラリア、肺癌、前立腺癌、非ホジキンリンパ腫、急性心筋梗塞、溶血性尿毒症症候群、急性心筋梗塞、アルコール性肝炎、急性膵炎、急性腎盂腎炎、火傷 |