検査・診断Matrix   ご利用の前に  利用方法  検体略号  参考資料
会員
ログイン
新規
会員登録
会員登録について][登録情報
 HOME > 検査項目解説

検査項目解説

検査名 ケトン体定性
英検査名 Ketones,Qualitative/Ketones/Acetone(Urine)
検体基準範囲 検体採取後2時間以内に測定する。
尿:陰性(アセト酢酸として15mg/dL以下)
測定法 試験紙法
基準範囲出典 1.Chernecky CC, Berger BJ. Ketone, semiquantitative - urine. In: Chernecky CC, Berger BJ, eds. Laboratory Tests and Diagnostic Procedures. 6th ed. Philadelphia, PA: Elsevier Saunders; 2013:694.
2.Cydulka RK, Maloney GE. Diabetes mellitus and disorders of glucose metabolism. In: Marx JA, Hockberger RS, Walls RM, et al, eds. Rosen's Emergency Medicine: Concepts and Clinical Practice. 8th ed. Philadelphia, PA: Elsevier Mosby; 2014:chap 126.
3.Strayer RJ. Acid-base disorders. In: Marx JA, Hockberger RS, Walls RM, et al, eds. Rosen's Emergency Medicine: Concepts and Clinical Practice. 8th ed. Philadelphia, PA: Elsevier Mosby; 2014:chap 124.
4.日高秀樹ほか:尿ケトン.臨床医 19:625-626,1993
解説 ケトン体はアセト酢酸、3-ヒドロキシ酪酸、アセトンの総称で腎糸球体を通過し一部は近位尿細管で再吸収されるが、大部分は尿中に排泄される。この検査は尿中ケトン体を定性的に測定し血中ケトン体の増加を把握するもので、ケトーシス、ケトアシドーシスのスクリーニング検査として有用である。臨床的には重症糖尿病や拒食症による飢餓状態の際に測定される。
陽性(尿):嘔吐・下痢、糖尿病性ケトアシドーシス、摂食障害、過剰脂肪・低蛋白食、妊娠悪阻
偽陽性:BSP尿、フェニルケトン尿症、薬剤(L-Dopa)

会員の方は、ログインしてご覧ください。
会員登録がまだお済みでない方は[新規登録]ボタンからご登録をお願いいたします。

新規登録 ログイン
上へ

HOME

下へ