検査項目解説
| 検査名 | レプチン |
| 英検査名 | Leptin |
| 検体基準範囲 | 血清：男性(2.5～4.2ng/mL)、女性(6.3～10.0ng/mL) |
| 測定法 | RIA2抗体法 |
| 基準範囲出典 | 1.最新 臨床検査項目辞典 医歯薬出版株式会社 2008 |
| 解説 |
レプチンは脂肪細胞由来のアディポサイトカインで視床下部の受容体に作用し、摂食抑制とエネルギー消費亢進作用による肥満の抑制に関与している。臨床的には高度肥満症、インスリン抵抗性糖尿病の病態把握のほか、メタボリック症候群でも測定される。 高値（血清）：絨毛癌、妊娠、妊娠高血圧症候群、乳癌、肥満、胞状奇体、レプチン受容体異常症 低値（血清）：脂肪萎縮性糖尿病、神経性食欲不振症、るいそう、レプチン遺伝子異常症（肥満）、飢餓、絶食 |