検査・診断Matrix   ご利用の前に  利用方法  検体略号  参考資料
会員
ログイン
新規
会員登録
会員登録について][登録情報
 HOME > 検査項目解説

検査項目解説

検査名 アルカリホスファターゼ染色/NAPスコア/好中球ALP染色/白血球ALP染色
英検査名 Leukocyte Alkaline Phosphatase Stein
検体基準範囲 採血後30分以内に塗抹、乾燥、固定、染色操作を行う。
末梢血塗抹標本:陽性率:男性(60.5~99.5%)、女性(67.5~99.5%)、NAPスコア:男性(169.5~335.0)、女性(188.5~367.0)
測定法 鏡検法(朝長法)
基準範囲出典 1.古沢 新平:臨床検査技術全書3 血液検査 第1版 (医学書院):134-136,1972 
解説 末梢血液塗抹標本の好中球に存在するアルカリホスファターゼを化学的に染色して検出する検査で、アルカリホスファターゼが好中球の成熟とともに増加することから、細胞の成熟度を知るために行われる検査でNAP(neutrophil alkaline phosphatase) scoreと呼ばれている。臨床的には末梢血所見で類白血病反応を示すとき、CMLと真性赤血球増加症、骨髄線維症を鑑別するとき、汎血球減少が再生不良か発作性夜間ヘモグロビン尿症化を鑑別するときに有用である。
高値(末梢血塗抹):原発性骨髄線維症、真性赤血球増加症、急性リンパ性白血病、再生不良性貧血、化膿性細菌感染症、類白血病反応
低値(末梢血塗抹):慢性骨髄性白血病、急性骨髄性白血病の一部、発作性夜間血色素尿症、伝染性単核球症、ウイルス感染症

会員の方は、ログインしてご覧ください。
会員登録がまだお済みでない方は[新規登録]ボタンからご登録をお願いいたします。

新規登録 ログイン
上へ

HOME

下へ