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検査項目解説

検査名 白血球数
英検査名 White Blood Cell/Leukocytes
検体基準範囲 EDTA加末梢血液を採取後、速やかに測定する。
血液:男性(3,900~9,800/μL)、女性(3,500~9,100/μL)
測定法 半導体レーザーを用いたフローサイトメトリー法
基準範囲出典 1.Johnson M, Samuels C, Jozsa N, Gorney K: Three-way evaluation of high-throughput hematology analyzers-Beckman Coulter LH750, Abbott Cell-Dyn 4000, and Sysmex XE2100. Lab Hematol 2002;8:230-238
2.Klee G: Decision rules for accelerated hematology laboratory investigation. University of Minnesota 1974;thesis (PhD)
3.McKenzie SB: Textbook of Hematology. Lea and Febiger, Philadelphia 1988
4.Orkin SH, Fisher DE, Ginsburg D, et al: Nathan and Oski’s Hematology and Oncology of Infancy and Childhood. Edited by ST Orkin, DE Fisher, AT Look, et al. WB Saunders Co, Philadelphia, 1981
解説 日常検査では白血球は顆粒球(好中球、好酸球、好塩基球)、リンパ球、単球に分類され、これら細胞群は貪食能、殺菌能、免疫能などを持っている。白血球数の増減は主として好中球とリンパ球の増減による。白血球数の評価にあたっては必ず白血球百分率(白血球像)の成績とあわせて判断する。また、百分率から必ず各細胞の絶対数を算出する。好中球の絶対数が1,500/μL以下を好中球減少、7,500/μL以上を増加という。リンパ球は成人で1,500、小児で3,000/μL以下を減少、4,500以上を増加とする。好酸球は500/μL、好塩基球は100/μL以上を増加とする。臨床的には日常診療の基本検査として感染症、炎症性疾患、悪性腫瘍、白血病などの血液疾患を疑う場合に用いる。
高値(血液):急性感染症、急性心筋梗塞、急性・慢性炎症、出血、ストレス、脾腫、類白血病反応、慢性白血病、薬剤(ステロイド)
低値(血液):全身性エリテマトーデス、悪性貧血、再生不良性貧血、敗血症、放射線照射、薬物・化学物質、薬剤(抗腫瘍剤)

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