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検査項目解説

検査名 過酸化脂質/脂質過酸化物
英検査名 Lipid Peroxide/Peroxylipid
検体基準範囲 検体採取後速やかに測定するか、冷蔵保存で3日以内に測定する。
血清:TBA法(2~6nmol/mL)、HB-MB法(1.3nmol/mL以下)
測定法 TBA法、HB-MB法
基準範囲出典 1.平野 勉:酸化LDLおよびsmall dense LDL測定法.日本臨牀 65(増刊):178-181,2007
解説 LPOは不飽和脂肪酸が活性酸素で酸化されて生成される。血中には脂質二重層で構成された細胞膜が障害を受けると、細胞膜の不飽和脂肪酸が酸化されて出現する。LPOは低比重リポ蛋白(LDL)にも多量に存在し、酸化されたLDL(酸化LDL)は動脈硬化と深く関係していることから測定は糖尿病、動脈硬化症、脳血管障害、心筋梗塞、未熟児網膜症、DICなどの病態把握に用いられる。
高値(血清):急性心筋梗塞、急性肝炎、急性感染症、劇症肝炎、糖尿病、動脈硬化症、脳血管障害、播種性血管内凝固症候群、慢性肝炎、未熟児網膜症、1型糖尿病
低値(血清):低栄養状態、低脂血症、薬剤(高脂血症治療薬、ビタミンB2、ビタミンE)

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