検査・診断Matrix   ご利用の前に  利用方法  検体略号  参考資料
会員
ログイン
新規
会員登録
会員登録について][登録情報
 HOME > 検査項目解説

検査項目解説

検査名 リンパ球
英検査名 Lymphocytes
検体基準範囲 採血後速やかに塗抹、乾燥、染色を行う。
血液:18~59%
測定法 メイギムザ重染色法
基準範囲出典 1.最新 臨床検査項目辞典 医歯薬出版株式会社2008
2.臨床検査データブック 医学書院
3.Johnson M, Samuels C, Jozsa N, Gorney K: Three-way evaluation of high-throughput hematology analyzers-Beckman Coulter LH750, Abbott Cell-Dyn 4000, and Sysmex XE2100. Lab Hematol 2002;8:230-238
4.Klee G: Decision rules for accelerated hematology laboratory investigation. University of Minnesota 1974;thesis (PhD)
3.McKenzie SB: Textbook of Hematology. Lea and Febiger, Philadelphia 1988
5.Orkin SH, Fisher DE, Ginsburg D, et al: Nathan and Oski’s Hematology and Oncology of Infancy and Childhood. Edited by ST Orkin, DE Fisher, AT Look, et al. WB Saunders Co, Philadelphia, 1981
解説 リンパ球は生体の免疫反応の主役を担っている細胞で、機能的にはTリンパ球、Bリンパ球、NK細胞の3群に大別されるが、末梢血液の鏡検では識別できない。リンパ球の形態検査はリンパ性白血病やリンパ球増多症の診断・鑑別に利用される。また、活性化したT細胞は、形態学的に異型リンパ球として認識される。リンパ球細胞抗原分析はリンパ性白血病の診断・分類、リンパ球サブセット検査に用いられる。
高値(40%以上):感染症(ウイルス、百日咳、トキソプラズマ症)、慢性炎症、リンパ性白血病
低値(205以下):リンパ球破壊(HIV感染、悪性腫瘍のリンパ節転移、悪性リンパ腫、サルコイドーシス、副腎皮質ホルモン、免疫抑制剤、抗がん剤、放射線暴露)、リンパ球漏出、リンパ球産生低下(原発性免疫不全症、高度栄養障害)

会員の方は、ログインしてご覧ください。
会員登録がまだお済みでない方は[新規登録]ボタンからご登録をお願いいたします。

新規登録 ログイン
上へ

HOME

下へ