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検査項目解説

検査名 補体フラグメントC3a,C4a,C5a/補体分解産物C3a,C4a,C5a/アナフィラトキシン
英検査名 Complement C3a/Anaphylatoxin C3a,C4a,C5a/Complement C4a/Complement C5aC
検体基準範囲 採血後直ちに血清分離し、速やかに測定するか、-70℃で凍結保存する。
血清:C3a(50~200ng/mL)、C4a(50~250ng/mL)、C5a(20以下ng/mL)
測定法 RIA
基準範囲出典 1.最新 臨床検査項目辞典 医歯薬出版 2008
解説 補体フラグメントC3a,C4a,C5aは平滑筋収縮、ライゾゾーム酵素放出、ヒスタミン遊離、トロンボキサンA2遊離などの生物学的活性を持ちアナフィラトキシンと呼ばれている。CH50、C3、C4が低値の場合、補体系の活性化の程度を推定が出来る。
高値(血清):C1インヒビター欠損症、DIC、敗血症、悪性関節リウマチ、アナフィラキシーショック、血清病、混合性結合組織病、全身性エリテマトーデス、膜性増殖性糸球体腎炎、自己免疫性溶血性貧血
低値(血清):先天性補体成分欠損症、外傷

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