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検査項目解説

検査名 マトリックスメタロプロテイナーゼ-3
英検査名 Matrix Metalloproteinase-3/MMP-3
検体基準範囲 検体は速やかに測定するか、冷蔵保存する。
血清:男性(36.9~121ng/mL)、女性(17.3~59.7ng/mL)
測定法 LTIA
基準範囲出典 1.氏家 真二 他:医学と薬学 67(5):741-747,2012
2.神宮 政男 他:リウマチ 35(1):15-24,1995
3.桃原茂樹ほか:MMP-3.日本臨牀 63(増刊):313-317,2005
解説 関節リウマチでは滑膜表層細胞、線維芽細胞や浸潤好中球からマトリックスメタプロテイナーゼ(MMP)1、2、3、8、9などが関節液中に分泌され、膜性MMPやセリンプロテアーゼにより活性化され、関節軟骨を破壊する。MMP-3は関節リウマチでは早期から進行期に至るまで、80~90%に見られ、高値の症例は半年後に関節破壊が進行する。臨床的には関節リウマチ患者を診た場合、急性相反応物質で活動性の評価を行うが、滑膜増殖や関節破壊の程度や予後推定にはMMP-3を測定する。
高値(血清):関節リウマチ、乾癬性関節炎、強皮症、糸球体腎炎、全身性エリテマトーデス、リウマチ性多発筋痛症

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