検査項目解説
検査名 | 平均血小板容積 |
英検査名 | Mean Platelet Volume/Platelet Volume |
検体基準範囲 |
EDTA加血液を検体とする。室温で5時間、冷蔵で24時間安定。 血液:8.9~12.6fL |
測定法 | 自動血球計数器 |
基準範囲出典 | 1.http://primary-care.sysmex.co.jp/ |
解説 |
MPVの値は血小板造血活性と大型血小板の増加を反映している。すなわち、血小板産生回転が速いと大型の幼若血小板が末梢血中に出現しMPVは増加する。 増加(血液):急性糸球体腎炎、血管障害、コアグラーゼ陰性連鎖球菌敗血症、チアノーゼを来す先天性心疾患、糖尿病、甲状腺機能亢進症、骨髄増殖状態、急性心筋梗塞、子癇前症、腎不全、特発性血小板減少性紫斑病、リウマチ性心疾患、脾腫、血小板産生亢進状態、血小板減少症 減少(血液):炎症性腸疾患、金製剤の投与を受けている関節リウマチ患者 |