検査項目解説
| 検査名 | メラトニン | 
| 英検査名 | Melatonin | 
| 検体基準範囲 | 血清:昼間値(10.4~17.4pg/mL)、夜間値(28.6~103.6pg/mL) | 
| 測定法 | RIA | 
| 基準範囲出典 | 1.最新 臨床検査項目辞典 医歯薬出版株式会社 2008 | 
| 解説 | メラトニンは松果体から分泌される夜間に最高値を示し、日中に最低値を示す著明な日内リズムを持つホルモンで、分泌は網膜への光刺激により制御されている。生理的には睡眠と生体リズムへの作用、性関連内分泌への作用や免疫作用などがある。臨床的には疾患特異性がないため、補助的検査として睡眠障害、内分泌異常や松果体腫瘍患者などで測定される。 高値(血清):肝障害、松果体腫瘍、低ゴナドトロピン状態、薬剤(メラトニン) 低値(血清):うつ病、睡眠障害、妊娠中毒症 | 
