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検査項目解説

検査名 メトヘモグロビン
英検査名 Methemoglobin
検体基準範囲 血液:約1.0%
測定法 SLS-Hb法
基準範囲出典 1.臨床検査法提要 金原出版
2.Tietz Fundamentals of Clinical Chemistry. Sixth edition. Edited by CA Burtis, ER Ashwood, DE Bruns, et al. Elsevier Saunders, St. Louis, MO 2008
3.Beutler E: Methemoglobinemia and other causes of cyanosis. In Hematology. Sixth edition. Edited by WJ Williams, E Beutler, AJ Erslev, MA Lichtman. New York, McGraw-Hill Book Company, 2001, pp 611-614
解説 メトヘモグロビンは体外からの酸化性薬剤や化学物質にヘモグロビンが曝露されると形成され、酸素運搬機能を有しない。産生されたメトヘモグロビンは直ちに還元され1%以下になる。メトヘモグロビンが1%以上に増加した場合をメトヘモグロビン血症という。
増加(血液):後天性・遺伝性メトヘモグロビン血症、一酸化炭素中毒、敗血症、敗血症性ショック、喫煙、薬剤
減少(血液):膵炎

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