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検査項目解説

検査名 オステオカルシン
英検査名 Osteocalcin/Osteocalcin,Total/BGP
検体基準範囲 採血後直ちに遠心分離し、速やかに測定するか、凍結保存する。冷蔵保存は不可。
血清:閉経前女性 7.8~30.8、閉経後女性 14.2~54.8、男性 8.4~33.1(ng/mL)
測定法 ECLIA
基準範囲出典 1.吉村 典子 他: Osteoporosis Japan 13(3):759-765,2005
2.馬渡 太郎:日本臨床 71(増):261-265,2013
3.Chen JT, Hosoda K, Hasumi K, et al: Serum N-terminal osteocalcin is a good indicator for estimating responders to hormone replacement therapy in postmenopausal women. J Bone Miner Res 1996 Nov;11(11):1784-1792
4.Delmas PD, Eastell R, Garnero P, et al: The use of biochemical markers of bone turnover in osteoporosis. Committee of Scientific Advisors of the International Osteoporosis Foundation. Osteoporos Int 2000;11(6):S2-S17
5.Harris SS, Soteriades E, Dawson-Hughes B, et al: Secondary hyperparathyroidism and bone turnover in elderly blacks and whites. J Clin Endocrinol Metab 2001 Aug;86(8):3801-3804
6.角田隆俊ほか:二次性副甲状腺機能亢進症.medicina 39:1349-1353,2002
解説 BGPは骨芽細胞で産生される非コラーゲン骨基質蛋白で、骨吸収時にフラグメント化し血中に放出される。骨は骨芽細胞による骨形成と破骨細胞による骨吸収を繰り返しているので、骨代謝を評価するマーカーとして骨吸収マーカーと骨形成マーカーを測定する。臨床的にはBGPが高値なら骨芽細胞の機能亢進を、また低値は骨代謝の低下を示すため、骨代謝評価に有用なマーカーとされている。
高値(血清):Paget病、悪性腫瘍の骨転移、腎性骨萎縮症、甲状腺機能亢進症、骨折、高回転型骨粗鬆症、骨肉腫、副甲状腺機能亢進症
低値(血清):クッシング症候群、甲状腺機能低下症、副甲状腺機能低下症、低回転型骨粗鬆症、糖尿病、ビタミンK欠乏症

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