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検査項目解説

検査名 プラスミノゲン活性
英検査名 Plasminogen
検体基準範囲 3.2%クエン酸Na血漿を検体とし、速やかに測定するか、凍結保存する。
血漿:活性(75~125%)
測定法 合成基質法
基準範囲出典 1.Friberger P et al:Haemostasis 7:138-145,1978
2.櫻川 信男:日本臨床 53(増):51-54,1995
3.Bachman F: Plasminogen-plasmin enzyme system. In Homeostasis and Thrombosis. Edited by RW Coman, J Hirsh, VJ Marder, et al. Lippencott, 2001, pp 275-320
4.Mehta R, Shapiro AD: Plasminogen deficiency. Haemophilia 2008;14:1261-1268
5.Andrews M: The hemostatic system in the infant. In Hematology of Infancy and Childhood. Vol 1. Fourth edition. Edited by DG Nathan, FA Oski. WB Saunders Company, 1993, pp 115-153
6.窓岩清治:プラスミノゲン.血栓と循環 12:437-442,2005
解説 プラスミノゲンは肝で産生される糖蛋白で血管内では組織プラスミノゲンアクチベータにより線溶活性を持つプラスミンに転換される。また、A群溶血性連鎖球菌のストレプトキナーゼなど細菌が産生する酵素もプラスミノゲンを活性化する。臨床的には血栓形成をきたす患者でその原因が線溶系の機能不全が疑われる場合に測定する。
高値(血漿):悪性腫瘍、炎症性疾患、薬剤(経口避妊薬、蛋白同化ステロイド)、妊娠
低値(血漿):肝機能障害、劇症肝炎、非代償性肝硬変、先天性プラスミノゲン欠乏症・異常症、播種性血管内凝固症候群、薬剤(t-PA、u-PA)

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