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検査項目解説

検査名 蛋白分画/血清蛋白電気泳動/セア膜電気泳動/血清蛋白分画検査
英検査名 Protein Fractionation
検体基準範囲 検体は速やかに測定するか、冷蔵保存する。溶血検体は不可。
血清:アルブミン(55.8~66.1%)、α1-グロブリン(2.9~4.9%)、α2-グロブリン(7.1~11.8%)、β1-グロブリン(4.7~7.2%)、β2-グロブリン(3.2~6.5%)、γ-グロブリン(11.1~18.8%)
測定法 セルロースアセテート膜電気泳動法
基準範囲出典 1.伊藤 喜久:Medical Technology 39(3):278-284,2011
2.平山 千里 他:血漿タンパク質 構造・機能・病態:36-41,1979
3.Kyle RA, Katzmann JA, Lust JA, Dispenzieri A: Clinical indications and applications of electrophoresis and immunofixation. In Manual of Clinical Laboratory Immunology. Sixth edition. Edited by NR Rose, RG Hamilton, B Detrick. Washington DC, ASM Press, 2002 pp 66-70
4.Chernecky CC, Berger BJ. Protein electrophoresis - serum. In: Chernecky CC, Berger BJ, eds. Laboratory Tests and Diagnostic Procedures. 6th ed. St Louis, MO: Elsevier Saunders; 2013:chap P.
5.Warner EA, Herold AH. Interpreting laboratory tests. In: Rakel RE, Rakel DP, eds. Textbook of Family Medicine. 9th ed. Philadelphia, PA: Elsevier Saunders; 2016:chap 14.
6.Dominiczak MH, Fraser WD. Blood and plasma proteins. In: Baynes JW, Dominiczak MH, eds. Medical Biochemistry. 4th ed. Philadelphia, PA: Elsevier Saunders; 2014:chap 4.
7.Rajkumar SV. Plasma cell disorders. In: Goldman L, Schafer AI, eds. Goldman's Cecil Medicine. 25th ed. Philadelphia, PA: Elsevier Saunders; 2015:chap 187
8.木村 聡ほか:血清総蛋白と蛋白分画,A/G比.medicina 42:122-125,2005
解説 血清蛋白を支持体電気泳動で分画すると、アルブミン、α1、α2、β、γグロブリンに5分画される。この5つの分画のパターン、分画比、総蛋白に対する絶対量から病態を把握したり、疾患を診断する検査である。臨床的には総蛋白量や免疫グロブリン量から蛋白分画異常をきたす疾患を疑う場合に用いる。1.急性炎症型:α1、α2の両方あるいはいずれか一方の増加。2.慢性炎症型:急性炎症型にγ分画増加。3:慢性肝障害、肝硬変型:βとγの融合、スキージャンプ台スロープ状。4.低栄養型:全ての分画の低下。5.:ネフローゼ型:α2分画のみ著増。6.M蛋白型:β、γ分画を中心にモノクローナルなピーク。7.γグロブリン増加型:多クローン性、γ分画が幅広く増加。8.選択的蛋白欠乏型:アルブミン、α1、γ分画の選択的欠如。
高値(α1-グロブリン):肺癌、ホジキンリンパ腫、白血病、溶血性尿毒症症候群、うつ病、潰瘍性大腸炎
高値(α2-グロブリン):ウイルス性肝炎、性病性リンパ肉芽腫、サルコイドーシス、Behcet症候群、直腸癌、肝癌、腎細胞癌、ホジキンリンパ腫、白血病、うつ病、リウマチ熱、肝外胆管閉塞、ネフローゼ症候群、慢性腎不全、全身性エリテマトーデス、関節リウマチ
高値(β-グロブリン):ウイルス性肝炎、高リポ蛋白血症、胆汁うっ滞、肝外胆管閉塞、ネフローゼ症候群、関節リウマチ
高値(γ-グロブリン):Waldenstromマクログロブリン血症、ハンセン病、性病性リンパ肉芽腫、ヒストプラスマ症、住血吸虫症、旋毛虫症、サルコイドーシス、肝癌、肝細胞癌、肺癌、ホジキンリンパ腫、多発性骨髄腫、白血病、橋本病、アミロイドーシス、リウマチ熱、細菌性心内膜炎、気管支拡張症、アルコール性肝炎、慢性活動性肝炎、肝硬変、原発性胆汁性肝硬変、全身性エリテマトーデス、多発性硬化症、関節リウマチ、強直性脊椎炎
低値(α1-グロブリン):α1-アンチトリプシン欠損症、ウイルス性肝炎、急性型肝炎、痛風
低値(α2-グロブリン):ウイルス性肝炎、痛風、溶血性尿毒症症候群、急性肝壊死、亜急性肝壊死
低値(β-グロブリン):急性リンパ性白血病、蛋白栄養不良、慢性アルコール中毒、うつ病
低値(γ-グロブリン):H鎖病(Gamma)、非ホジキンリンパ腫、慢性リンパ性白血病、アミロイドーシス、
無ガンマグロブリン血症、溶血性尿毒症症候群、気管支拡張症、うつ病

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