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検査項目解説

検査名 百日咳抗体/抗百日咳抗体
英検査名 Bordetella Pertussis Antibody/Anti-Bordetella Pertussis Antibody
検体基準範囲 血清分離後速やかに測定するか、冷蔵保存する。
血清:百日咳毒素 PT-IgG(10EU/mL未満)、線維状赤血球凝集素 FHA-IgG(10EU/mL未満)
測定法 EIA
基準範囲出典 1.岡田 賢司:医学と薬学 65(4):531-536,2011
2.岡田 賢司:臨床検査 56(4):412-416,2012
3.Leber AL: Pertussis: relevant species and diagnostic update. Clin Lab Med 2014;34:237-255
4.Guiso N, Berbers G, Fry NK, et al: What to do and what not to do in serological diagnosis of pertussis: recommendation from EU reference laboratories. Eur J Clin Microbiolo Infect Dis 2011;30(3):307-312
5.Andre P, Caro V, Njamkepo E, et al: Comparison of serological and real-time PCR assays to diagnose Bordetella pertussis infection in 2007. J Clin Microbiol 2008;46(5):1672-1677
解説 この検査は臨床的に百日咳感染が疑われた場合とワクチンの接種効果をみる場合に行う。百日咳菌は気道の線毛細胞に付着し、百日咳毒素を産生し激しい咳を引き起こす。WHOの診断基準では 1.21日以上の痙咳発作 2.百日咳毒素抗体価上昇または線維状赤血球凝集素抗体上昇 3.百日咳確定の家族との接触のいずれか一つがあれば診断可能としている。百日咳菌の分離・培養は最も確実であるが、実際の菌陽性率は成人で10%以下のため、抗体価測定が用いられている。
陽性(血清):ジフテリア、百日咳、百日咳ワクチン接種後、百日咳感染既往、破傷風

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