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検査項目解説

検査名 レチノール結合蛋白
英検査名 Retinol-Binding Protein/RBP
検体基準範囲 検体は速やかに測定するか、冷凍保存で72時間以内に測定する。
血清:男性(2.7~6.0mg/dL)、女性(1.9~4.6mg/dL)
測定法 ラテックス凝集比濁法
基準範囲出典 1.古田島 伸雄 他:日本臨床検査自動化学会会誌 32(1):84-88,2007
2.森脇 久隆 他:日本臨床 53(S上):207-209,1995
3.Kirsztajn GM, Nishida SK, Silva MS, et al: Urinary retinol-binding protein as a prognostic marker in glomerulopathies. Nephron 2002 Apr;90(4):424-431
4.Norden AG, Scheinman SJ, Deschodt-Lanckman MM, et al: Tubular proteinuria defined by a study of Dent's (CLCN5 mutation) and other tubular diseases. Kidney Int 2000 Jan;57(1):240-249
解説 RBPは肝で合成される糖蛋白でビタミンA(レチノール)と結合し運搬する機能がある。臨床的には半減期が16時間と短いこと、アルブミンやコリンエステラーゼと良く相関することから、肝の蛋白合成能や栄養状態の評価に用いる。
高値(血清):脂肪肝、腎不全、胃癌、慢性腎不全
低値(血清):肝機能障害、低栄養状態、ビタミンA欠乏症、マラリア、乳癌、糖原病、嚢胞性線維症、アルコール依存症、火傷

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