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検査項目解説

検査名 リバースT3
英検査名 Reverse Triiodothyronine/Tri-Iodothyronine,Reverse (rT3)
検体基準範囲 検体は速やかに測定するか、凍結保存する。
血清:15~55ng/dL
測定法 RIA
基準範囲出典 1.Moore WT, Eastman RC: Diagnostic Endocrinology. St. Louis, Mosby, 1990, pp.182-183
2.西川光重:Nonthyroidal illnessへの対応.綜合臨牀 49:2166-2172,2000
解説 T3はT4のベンゼン環から作られるが、外側環からはホルモン活性を持つT3が、内側環からホルモン活性のないrT3が作られる。臨床的にはT3と並行して増減するので、甲状腺機能異常やTGB異常症などで測定される。
高値(血清):急性肝炎、甲状腺機能亢進症、先天性TGB増加症、低T3症候群を呈する非甲状腺疾患、妊娠、薬剤(エストロゲン)
低値(血清):肝硬変、甲状腺機能低下症、先天性TGB欠損症

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