検査項目解説
検査名 | 可溶性L-セレクチン/可溶性CD62L/可溶性LECAM-1/可溶性白血球内皮細胞接着分子-1 |
英検査名 | Soluble L-Selectin |
検体基準範囲 |
EDTA加血漿を検体とし、速やかに測定するか、凍結保存する。 血漿:347~1,310ng/mL 髄液 |
測定法 | EIA |
基準範囲出典 | 1.最新 臨床検査項目辞典 医歯薬出版株式会社 2008 |
解説 |
sCD62LはナイーブT細胞や好中球などに発現し白血球と炎症部の内皮細胞との接着を阻害する働きがある。臨床的には白血球と血管内皮細胞との接着、炎症部位への侵潤、活性化白血球や白血病細胞の増加などの推測に用いられる。 高値(血漿):移植片拒絶反応、関節リウマチ、血管炎症候群、成人呼吸促迫症候群、全身性炎症反応症候群、敗血症、慢性骨髄性白血病、慢性リンパ性白血病 高値(髄液):急性髄膜炎、脳脊髄炎 |