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検査項目解説

検査名 髄液一般検査/ 脳脊髄液一般検査
英検査名 Test of Cerebrospinal Fluid
検体基準範囲 検体採取後直ちに測定する。髄液:蛋白(10~45mg/dL)、糖(50~75mg/dL)、細胞数(0~5/μL)、パンディー反応(陰性)、ノンネアペルト反応(陰性)、トリプトファン反応(陰性)、キサントクロミー(陰性)
測定法 蛋白:色素結合法
糖:酵素法
細胞数:計算盤法
パンディー反応:用手法
ノンネアペルト反応:用手法
トリプトファン反応:用手法
キサントクロミー:肉眼判定
基準範囲出典 1.Tietz Textbook of Clinical Chemistry. Fourth edition. Edited by CA Burtis, ER Ashwood, DE Bruns. Philadelphia, WB Saunders Company, 2006
2.Killingsworth LM: Clinical applications of protein determinations in biological fluids other than blood. Clin Chem 1982;28:1093-1103
3.Henry’s Clinical Diagnosis and Management by Laboratory Methods. Cerebrospinal, synovial, and serous body fluids. Edited by McPherson and Pincus. Philadelphia, WB Saunders Co, 2007, 431-435
4.日本臨床衛生検査技師会髄液検査法編集ワーキンググループ:髄液検査法2002.日本臨床衛生検査技師会,2002
解説 脳脊髄液は脳と脊髄のクモ膜下腔および脳室を満たしており、物理的衝撃保護、化学的恒常性維持や栄養物質・代謝産物の輸送と除去を行っている。髄液中の成分は主として血液に由来しているが、血液脳関門が存在するため、両者には濃度差がある。臨床的には中枢神経疾患が存在すると病態を反映して様々な変化をきたすので、これ等疾患を疑う場合は必須の検査である。また、クモ膜下出血、悪性腫瘍、脱髄性疾患などでも有力な情報が得られる。検査は概観、蛋白定量、糖定量、細胞数と分画のほか結核性髄膜炎の簡易検査としてトリプトファン反応が行われる。
増加(蛋白):Guillain-Barre症候群、クモ膜下出血、神経Behcet病、脊髄腫瘍、髄膜炎、多発性神経炎、多発性硬化症、脳炎、脳出血、脳梗塞
低下(蛋白):甲状腺機能亢進症、慢性髄液漏、良性頭蓋内圧亢進症
増加(糖):糖尿病
低下(糖):急性化膿性髄膜炎、結核性・真菌性・ウイルス性髄膜炎、悪性腫瘍髄膜播種、サルコイドーシス、低血糖
増加(多核球):化膿性髄膜炎、脳膿瘍、ウイルス性・真菌性髄膜炎初期
増加(リンパ球):結核性髄膜炎、真菌性髄膜炎、ウイルス性髄膜炎、神経梅毒、多発性硬化症、サルコイドーシス
腫瘍細胞:癌性髄膜炎、白血病、悪性リンパ腫
陽性(パンディ反応、ノンネアペルト反応):多発性硬化症、神経Behcet病、髄膜炎、脊髄腫瘍
陽性(トリプトファン反応):結核性髄膜炎
陽性(キサントクロミー):出血後数時間~数週間、黄疸、蛋白著増

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