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検査項目解説

検査名 クラミジア・ニューモニエ抗体/抗クラミジア・ニューモニエ抗体
英検査名 Chlamydia Pneumoniae Antibodies/Anti-Chlamydia Pneumoniae Antibodies
検体基準範囲 検体採取後速やかに測定するか、冷蔵保存する。
血清:IgA(8未満)、IgG(30未満)、IgM(0.5未満)
測定法 ELISA
基準範囲出典 1.松本 明:第22回日本臨床微生物学会総会ワークショップ 1
2.岸本 寿男 他:日本臨床 61(増2):490-495,2003
3.Movahed MR: Infection with Chlamydia pneumoniae and atherosclerosis: a review. J South Carolina Med Assoc 1999;95:303-308
4.Smith T: Chlamydia. In Diagnostic Procedures for Viral, Rickettsial and Chlamydial Infections. Sixth edition. Edited by N Schmidt, R Emmons. Washington, DC, APHA, 1989, pp 1165-1198
5.Sheffield PA, Moore DE, Voigt LF, et al: The association between Chlamydia trachomatis serology and pelvic damage in women with tubal ectopic gestations. Fertil Steril 1993;60:970-975
6.中島正光ほか:クラミジアと呼吸器感染症.臨床と微生物 34:223-229,2007
解説 この検査は1.健常人に発症した起炎菌不明の呼吸器感染症、主に非定型肺炎や長引く咳、β-ラクタム薬が無効などの臨床像から本症を疑う場合、2.オウム病CF抗体陽性例でトリとの接触歴のない場合、3.C.trachomatis抗体陽性という検査結果がC.pneumoniaeの交差反応である可能性が否定できない場合、4.喘息の増悪を含めた慢性肺疾患の感染増悪時、5.家族や集団内での流行が疑われたときに行う。抗クラミジア・ニューモニエ抗体は起炎菌不明の肺炎、β-ラクタム剤が無効の呼吸器感染や非定形肺炎を見た場合に測定する。特にマイコプラズマ肺炎との鑑別には有用な検査である。ただし、感染後抗体価の上昇迄には3~6週かかるため、迅速診断には適さないので、可能なら抗原検査が薦められる。
高値(血清):クラミジア肺炎

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