検査・診断Matrix   ご利用の前に  利用方法  検体略号  参考資料
会員
ログイン
新規
会員登録
会員登録について][登録情報
 HOME > 検査項目解説

検査項目解説

検査名 総コレステロール/コレステロール/コレステリン
英検査名 Total Cholesterol/Cholesterol
検体基準範囲 空腹時に採血し、速やかに測定するか、冷蔵保存する。
血清:150~219mg/dL
測定法 コレステロール脱水素酵素(UV)法
基準範囲出典 1.桜井 強:医学検査 47(4):747-752,1998
2.宇治 義則 他:日本臨床 53(増):615-616,1995
3.Tietz Textbook of Clinical Chemistry and Molecular Diagnostics. Edited by CA Burtis, ER Ashwood. St. Louis, MO: Elsevier Saunders, 2012
4.National Institute of Health (NIH) Publication: Second Report of the Expert Panel on Detection, Evaluation, and Treatment of High Blood Cholesterol in Adults. NIH Publication 93-3096. 1993 Sep;93:3096
5.Jacobson TA, Ito MK, Maki KC, et al: National Lipid Association recommendations for patient-centered management of dyslipidemia: Part 1-executive summary. J Clin Lipidol 2014;8(5):473-488
6.Expert Panel on Integrated Guidelines for Cardiovascular Health and Risk Reduction in Children and Adolescents: Pediatrics. 2011;128;S213
7.木下 誠:動脈硬化惹起性リポ蛋白とその役割.日本臨牀 65(増刊):57-62,2007
解説 TCは生体の主要脂質成分で細胞膜構成成分、ステロイドホルモンや胆汁酸の前駆物質として重要な生理作用を持っている。一方では、動脈硬化の進展に関与しており、虚血性心疾患の進展と関係がある。血中では70~80%がエステル型として、残り20~30%は遊離型として存在し両者の和が総コレステロールである。臨床的には脂質代謝に影響を及ぼす疾患の診断、治療効果判定の際に測定する。
高値(血清):broad-β病(III型高脂血症)、LPL欠損症、アルコール性肝障害、家族性高コレステロール血症(IIa型高脂血症)、甲状腺機能低下症、多発性骨髄腫、動脈硬化症、糖尿病、妊娠、ネフローゼ症候群、閉塞性黄疸
低値(血清):LCAT欠損症、Tangier病、悪液質、下垂体機能低下症、魚眼病、急性副腎不全、甲状腺機能亢進症、重症肝障害、無・低β-リポ蛋白血症

会員の方は、ログインしてご覧ください。
会員登録がまだお済みでない方は[新規登録]ボタンからご登録をお願いいたします。

新規登録 ログイン
上へ

HOME

下へ