検査・診断Matrix   ご利用の前に  利用方法  検体略号  参考資料
会員
ログイン
新規
会員登録
会員登録について][登録情報
 HOME > 検査項目解説

検査項目解説

検査名 総蛋白/血清総蛋白/血清蛋白定量
英検査名 Total Protein/Protein/Protein,Total
検体基準範囲 検体は速やかに測定するか、冷蔵保存する。
血清:6.7~8.3g/dL
測定法 Biuret法
基準範囲出典 1.Gornall AG et al:J Biol Chem 177:751-766,1949
2.高瀬 修二郎:臨床医 19(増):570-572,1993
3.Tietz Textbook of Clinical Chemistry. Edited by CABurtis, ER Ashwood. Philadelphia, WB Saunders Company, 1994
4.Killingsworth LM: Plasma proteins in health and disease. Crit Rev Clin Lab Sci 1979;11:1-30
5.木村 聡ほか:血清総蛋白と蛋白分画,A/G比.medicina 42:122-125,2005
解説 血漿中には約100種類の蛋白が存在し膠質浸透圧の維持、免疫機能による生体防御などの生理作用がある。血漿中の蛋白成分の総和を総蛋白と呼ぶ。臨床的には栄養状態、健康状態、総合的な生体異常のスクリーニングとして日常診療の基本検査として用いる。
高値(血清):悪性腫瘍、肝硬変、感染症、原発性マクログロブリン血症、多発性骨髄腫、脱水症、自己免疫性疾患、本態性M蛋白血症、慢性炎症性疾患、慢性肝炎
低値(血清):悪液質、栄養不良、肝硬変、急性肝炎、急性感染症、吸収不良症候群、原発性免疫不全症、浸出性びまん性皮膚疾患、全身性浮腫、蛋白漏出性胃腸症、二次性免疫不全症、ネフローゼ症候群、慢性消耗性疾患

会員の方は、ログインしてご覧ください。
会員登録がまだお済みでない方は[新規登録]ボタンからご登録をお願いいたします。

新規登録 ログイン
上へ

HOME

下へ