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検査項目解説

検査名 トランスサイレチン/プレアルブミン
英検査名 Transthyretin/Prealbumin
検体基準範囲 検体は速やかに測定するか、冷蔵保存する。
血清:22.0~40.0mg/dL
測定法 免疫比濁法
基準範囲出典 1.古田島 伸雄 他:日本臨床検査自動化学会会誌 32(1):84-89,2007
2.中野 栄二:日本臨床 53(増):186-188,1995
3.Haider M, Haider SQ: Assessment of protein-calorie malnutrition. Clin Chem 1984;30:1286-1299
4.Grant JP, Custer PB, Thurlow J: Current techniques of nutritional assessment. Surg Clin North Am 1981;61:437-463
5.Bernstein LH, Leukhardt-Fairfield CJ, Pleban W, et al: Usefulness of data on albumin and prealbumin concentrations in determining effectiveness of nutritional support. Clin Chem 1989;35:271-274
6.Kanakoudi F, Drossou V, Tzimouli V, et al: Serum concentrations of 10 acute-phase proteins in healthy term and pre-term infants from birth to age 6 months. Clin Chem 1995;41:605-608
解説 TTRはプレアルブミンとも呼ばれる蛋白で、肝細胞で合成されサイロキシンとレチノールを運搬する作用があり、血中サイロキシンの10~15%がトランスサイレチンに結合している。生物学的半減期が1.9日と短かく、栄養状態の変動に速やかに反応するため、外科手術後の患者管理、乳幼児の栄養管理、中心静脈栄養適応判定の指標として用いる。また、肝での蛋白合成の指標としてアルブミンやコリンエステラーゼと同様の臨床的有用性がある。
高値(血清):急性肝炎回復期、甲状腺機能亢進症、高カロリー輸液、腎不全、妊娠後期
低値(血清):炎症性疾患、家族性アミロイドポリニューロパシー、肝機能障害、肝硬変、低栄養状態

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