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検査項目解説

検査名 TPHA法/TPHA分画/トレポネーマ受身赤血球凝集反応/梅毒TPHA
英検査名 Treponema Pallidum Hemagglutination Test/Treponema Pallidum Hemagglutination Fractionation/TPHA
検体基準範囲 検体は速やかに測定するか、冷蔵保存する。混濁血清は検査できない。
血清:TPHA法陰性(80倍未満)、TPHA分画陰性:TP-IgG、IgM抗体とも(2倍未満)
髄液:TPHA法:陰性(希釈倍数80倍未満)、TPHA分画:陰性:(TP-IgG・IgMともに2倍未満)
測定法 ラテックス比濁法
基準範囲出典 1.出口 松夫 他:感染症学雑誌 68(19):1271-1277,1994
2.津上 久弥:皮膚 24(1):11-18,1982 
解説 梅毒TPHA法はヒツジ赤血球にトレポネーマの菌体成分を吸着させた感作血球と血清中のトレポネーマ抗体を反応させる方法で、STS法に比べ特異性が高い。陽性化がSTS法より遅れること、第2期梅毒では治癒後も陰性化しないことなどに注意する。臨床的にはSTS法と併用して検査することが望ましい。TPHA分画は感染初期にはIgMが発現し、経過とともにIgGが優位となり、治療後はIgMは陰性となる。STS法とTPHA法との検査結果の解釈は梅毒STS法の項を参照する。
陽性:梅毒
偽陽性:Hansen病、マラリア、レプトスピラ症、自己免疫疾患、妊娠

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