検査・診断Matrix   ご利用の前に  利用方法  検体略号  参考資料
会員
ログイン
新規
会員登録
会員登録について][登録情報
 HOME > 病理・血液・細胞診断画像

病理・血液・細胞診断画像

下のボタンから、画像区分の絞り込みが出来ます。
 一覧表   画像と解説   サムネイルのみ
【総数:9件】
1  
※解説文および写真等、許可なく複製することを禁じます。
画像 病理診断名 臨床診断名 検体 解説
リンパ球 気管支炎 喀痰 喀痰中に見られた小型の裸核状細胞。異型はなく、リンパ球である。炎症病変由来である。
扁平上皮化生 喫煙者 気管支上皮 気管支粘膜の線毛円柱上皮は消失し、全層が扁平上皮に置換されている。このような状態は、喫煙や気管支の炎症で起こる。これがさらに進めば扁平上皮癌となる。扁平上皮化生は前癌病変である。
基底細胞増生 気管支炎 気管支 気管支上皮に、小型でN/C比の大きい基底細胞の増加が見られる。扁平上皮化性の前段階と考えられている。最表層には線毛円柱上皮が残っている。
基底細胞増殖生 気管支炎 喀痰 喀痰中に見られた基底細胞の集会。細胞密度が高いが、均一な細胞で異型に乏しい。基底細胞の特徴である。
杯細胞集塊 気管支炎 喀痰 核が偏在し、明るい胞体を有する杯細胞が集団で見られる。核の異型は見られない。
杯細胞増生 気管支喘息 気管支 気管支粘膜に粘液を持った明るい細胞が増加している.異型はなく,杯細胞の過形成である.喘息や慢性気管支炎で見られる像である.粘液が分泌されるので喀痰の量が増える.
杯細胞増生 慢性気管支炎 喀痰 オレンジ色の胞体を持った明るい細胞が杯細胞である.数が増加している.粘液が網目状に観察される.
クルシュマン螺旋体 喘息 喀痰 粘液が末梢の気道内に貯留し,粘稠になったものが喀出されたもので,螺旋状となる.気道で粘液が多量に分泌されることによりできる.喘息や慢性気管支炎が代表的な疾患である.
気管支上皮の中等度異形成 気管支炎 気管支粘膜が全層扁平上皮に変わり、しかも核腫大細胞が増加している。中等度異形成の上皮で、前癌病変である。
上へ

HOME

下へ