画像 |
病理診断名 |
臨床診断名 |
検体 |
解説 |
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リンパ球 |
気管支炎 |
喀痰 |
喀痰中に見られた小型の裸核状細胞。異型はなく、リンパ球である。炎症病変由来である。 |
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扁平上皮化生 |
喫煙者 |
気管支上皮 |
気管支粘膜の線毛円柱上皮は消失し、全層が扁平上皮に置換されている。このような状態は、喫煙や気管支の炎症で起こる。これがさらに進めば扁平上皮癌となる。扁平上皮化生は前癌病変である。 |
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基底細胞増生 |
気管支炎 |
気管支 |
気管支上皮に、小型でN/C比の大きい基底細胞の増加が見られる。扁平上皮化性の前段階と考えられている。最表層には線毛円柱上皮が残っている。 |
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基底細胞増殖生 |
気管支炎 |
喀痰 |
喀痰中に見られた基底細胞の集会。細胞密度が高いが、均一な細胞で異型に乏しい。基底細胞の特徴である。 |
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杯細胞集塊 |
気管支炎 |
喀痰 |
核が偏在し、明るい胞体を有する杯細胞が集団で見られる。核の異型は見られない。 |
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杯細胞増生 |
気管支喘息 |
気管支 |
気管支粘膜に粘液を持った明るい細胞が増加している.異型はなく,杯細胞の過形成である.喘息や慢性気管支炎で見られる像である.粘液が分泌されるので喀痰の量が増える. |
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杯細胞増生 |
慢性気管支炎 |
喀痰 |
オレンジ色の胞体を持った明るい細胞が杯細胞である.数が増加している.粘液が網目状に観察される. |
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クルシュマン螺旋体 |
喘息 |
喀痰 |
粘液が末梢の気道内に貯留し,粘稠になったものが喀出されたもので,螺旋状となる.気道で粘液が多量に分泌されることによりできる.喘息や慢性気管支炎が代表的な疾患である. |
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気管支上皮の中等度異形成 |
気管支炎 |
肺 |
気管支粘膜が全層扁平上皮に変わり、しかも核腫大細胞が増加している。中等度異形成の上皮で、前癌病変である。 |