検査・診断Matrix   ご利用の前に  利用方法  検体略号  参考資料
会員
ログイン
新規
会員登録
会員登録について][登録情報
 HOME > 病理・血液・細胞診断画像

病理・血液・細胞診断画像

下のボタンから、画像区分の絞り込みが出来ます。
 一覧表   画像と解説   サムネイルのみ
【総数:8件】
1  
※解説文および写真等、許可なく複製することを禁じます。
画像 病理診断名 臨床診断名 検体 解説
食物残渣 肺炎 喀痰 核が濃く染まる細胞集団で,一見癌細胞に似ているが,細胞膜が厚いこと,細胞質内に不規則物質が貯留していることから,食物に含まれていた植物細胞と考える.口腔内の残渣が混入したものである.
サイトメガロウイルス感染細胞 肺炎 胸水 核内封入体で,封入体周囲を明庭が取り囲んでいる.症例は抗がん剤使用のため免疫不全状態となり,日和見感染を起こしたものである.
喀痰(仮性菌糸) 肺炎 喀痰 菌糸状の真菌が見られる.菌糸の先端や中途に酵母様の構造があり,菌糸間はウインナーソウセイジ様にくびれている.これは,もともとが酵母様真菌で菌糸状になったものである.このような形態を仮性菌糸といい,Candidaに特徴的な所見である.
ブラストミセス北アメリカ型 肺炎 喀痰 喀痰中に出現した真菌要素.多核巨細胞(組織球)が黒色の雪だるま状の真菌を貪食している.大きな二相性真菌で,肺などに肉芽腫を形成する.
ブラストミセス南アメリカ型 肺炎 喀痰 大きな酵母様真菌で,船の舵ハンドルのような分芽が特徴である.肺の肉芽腫内に見られた.
肺肉芽腫 肺感染症 肺内の肉芽腫にLanghans型の多角巨細胞があり、その細胞質内にやや大型の真菌要素(酵母様真菌)がある。菌の周囲に明るい部分(明庭)があり、被膜の存在を示唆している。これは北米型Blastomycesの例であるが、形態的にはCryptococcusと区別がつかない。
気管支上皮の高度異形成 肺炎 喀痰 オレンジGに濃く染色される異型扁平上皮が中央に見られる。細胞質は厚く、核に不整が見られる。高度異形成の扁平上皮細胞で、扁平上皮癌細胞との鑑別が問題となる。
クリプトコッカス症 肺炎 肺の肉芽腫に見られた酵母様真菌、PAS染色でも陽性となるが、これはムチカルミン染色である。莢膜には酸性ムコ多糖類があり、ムチカルミンが陽性となる。この染色でも菌体の周囲が白く抜けて見える。
上へ

HOME

下へ