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病理・血液・細胞診断画像

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画像 病理診断名 臨床診断名 検体 解説
濾胞性リンパ腫 悪性リンパ腫 リンパ節 正常構造は失われ、腫大した濾胞構造が目立ちます。濾胞内は均一な細胞増生からなり、正常のリンパ濾胞はありません。濾胞性リンパ腫の形態です。
濾胞性リンパ腫 悪性リンパ腫 リンパ節 増生している濾胞構造は、CD20などB-cellマーカーが陽性となる。他に、CD10が陽性となる。
濾胞性リンパ節 悪性リンパ腫 リンパ節 正常のリンパ節構造は消失し、均一な小型細胞からなる濾胞性の増生を示す。濾胞性の悪性リンパ腫の像である。
濾胞性リンパ腫 悪性リンパ腫 リンパ節 小型リンパ球の瀰漫性増生があり、monotoneな印象で、悪性リンパ腫が考えられる。CD5、CD23が陽性で、CLL〜small cell type MLと診断された。
濾胞性リンパ腫 悪性リンパ腫 リンパ節 通常の小リンパ球に比べて、やや大きめで、核小体もある異型小型リンパ球で、小型リンパ球からなるリンパ腫と考えられる。詳細な型別のためには種々の免疫染色が必要である。
濾胞性リンパ腫 悪性リンパ腫 リンパ節 小型のリンパ球が均一に出現している.異型は軽度である.多彩でない点が良性病変との鑑別店である.
悪性リンパ腫 び漫性大細胞(B)型 悪性リンパ腫 リンパ節 大型で異型の目立つリンパ球が多数見られる。核形不整もあり、核小体の目立つものもある。Diffuse large B cell lymphomaの像である。
悪性リンパ腫 び漫性大細胞(B)型 悪性リンパ腫 リンパ節 大型の異型リンパ球がび漫性に見られる。核形不整もある。リンパ球系の悪性腫瘍であることは容易に推定できる。
悪性リンパ腫 び漫性小細胞型(CLL-Small) 悪性リンパ腫 リンパ節 小型で均一なリンパ球がび漫性に増生している。異型は少ないがMonotoneであることが腫瘍性の決め手となる。
悪性リンパ腫 び漫性小細胞型(CLL-Small) 悪性リンパ腫 リンパ節 均一で小型のリンパ球がび漫性に見られる。正常のリンパ球に比較して軽度ながら核形不正とクロマチンの不規則凝集がある。
悪性リンパ腫 Mantle zone型 悪性リンパ腫 リンパ節 正常のリンパ濾胞を取り囲むように腫瘍性のリンパ球増生がある。増生するリンパ球はB細胞で、小型から中型である。免疫染色ではCD20(+), CD5(+), Cyclin-D1(+)となる。
悪性リンパ腫 びまん性混合型 悪性リンパ腫 リンパ節 中サイズの異型リンパ球の増生が腫であるが、小型のものや大型のものが混在している。多彩なため、一見反応性に見える。
悪性リンパ腫 び漫性混合細胞型 悪性リンパ腫 リンパ節 多彩なサイズの細胞が混在している。B細胞が主体の悪性リンパ腫である。
悪性リンパ腫 び漫性混合型 悪性リンパ腫 リンパ節 大小様々なサイズのリンパ球が増加している。多彩な点では反応性の変化と類似しているが、核異型があることが大きな鑑別点である。
悪性リンパ腫 び漫性混合性型 悪性リンパ腫 リンパ節 サイズ、形態とも多彩な異型リンパ球の増生がある。小型のリンパ球にも核の切れ込みが目立つ。多彩ではあるが腫瘍性変化である。
悪性リンパ腫 び漫性大細胞型B細胞型 悪性リンパ腫 リンパ節 大型で、核小体の目立つ異型細胞の増生がび漫性に見られる。結合性はない。免疫染色でB細胞マーカーが陽性となる。多数の亜型があるので鑑別には種々の技術が必要である。
悪性リンパ腫 び漫性大B細胞型 悪性リンパ腫 リンパ節 大型で異型のある腫瘍性リンパ球がび漫性に見られる。腫瘍細胞の間に混在する正常のリンパ球と比較するとその大きさが理解できる。
悪性リンパ腫 多形型T細胞型 悪性リンパ腫 リンパ節 種々の形態およびサイズを示すリンパ球の増生を見る。核分裂像の増加やアポトーシスも見られる。腫瘍細胞の多形性に注目するとよい。
悪性リンパ腫 多形型T細胞型 悪性リンパ腫 リンパ節 大型で種々の形態を示す腫瘍性リンパ球が見られる。核の多形性が特徴のリンパ腫である。T細胞のマーカーが陽性となる。
悪性リンパ腫 多形型T細胞型 悪性リンパ腫 リンパ節 UCHL-1はTリンパ球のマーカーで、免疫組織化学的な方法で証明できる。腫瘍細胞は陽性になっているので、これらはT細胞(リンパ球)由来となる。
悪性リンパ腫 リンパ芽球型 悪性リンパ腫 リンパ節 小型から中型のリンパ球増生で、Monotoneである。び漫性の増生で腫瘍性であることがわかる。
悪性リンパ腫 リンパ芽球型 悪性リンパ腫 リンパ節 小型でimmatureなリンパ球がMonotoneに増生している。この染色法では免疫芽球の判定は困難である。血液細胞を観察するGiemsa染色が必要である。
悪性リンパ腫 リンパ芽球型 悪性リンパ腫 リンパ節 全体が幼若ばリンパ球で、リンパ芽球に相当する像である。N/C比が大きく、細胞質は淡青色である。核質は繊細で幼若性を示している。
悪性リンパ腫 免疫芽球型 悪性リンパ腫 リンパ節 明るい胞体を有する中~大きいサイズの異型リンパ球の増生からなる.毛細血管も増加し,その周囲には形質細胞も増加する.
悪性リンパ腫 免疫芽球型 悪性リンパ腫 リンパ節 明るい細胞とともに形質細胞も増加しており,後者には幼若なものも見られる.
悪性リンパ腫 免疫芽球型 悪性リンパ腫 リンパ節 小型から中型サイズの腫瘍細胞で,軽度の異型がある.また,成熟した形質細胞も混在している.
悪性リンパ腫 免疫芽球型 悪性リンパ腫 リンパ節 核は微細なクロマチンからなり,N/C比も大きく,幼若な印象である.細胞質は好塩基性で核の周囲に明庭があるところは形質細胞の幼若型に類似している.
悪性リンパ腫 免疫芽球型 悪性リンパ腫 リンパ節 腫瘍細胞はUCHL-1が陽性となり、Tリンパ球であることがわかる。
悪性リンパ腫 Anaplastic large cell型 悪性リンパ腫 リンパ節 非腫瘍性のリンパ球や形質細胞を背景に、一見結合性を持ったような上皮様の細胞集団を見る。腫大した核には核小体も見られ、低分化型腺癌との鑑別を有する。これらの細胞は、Tー細胞マーカーに陽性で、CD30、EMAが陽性になることが特徴である。
悪性リンパ腫 未分化大細胞型 悪性リンパ腫 リンパ節 通常のリンパ球を背景に、大型の異型が強い腫瘍性リンパ球を見る。腫瘍細胞に結合性は見られない。リンパ腫でありながらこのような出現形式を示すのが本腫瘍の特徴である。
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