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健康を測る
「検査データの見方・考え方」

 2016年、リンダ・グラットン教授とアンドリュー・スコット教授は「LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略」の中で、世界では長寿化が進み、先進国では2007年生まれの2人に1人は100歳を超えて生きる「人生100年時代」が来ると予測しました。しかし、長寿を楽しむためには、健康が第一で、健康を維持するためには40歳を超えたら、自分の体の状態を定期的にチェックして、健康状態を把握しておく必要があります。
 我々が健康をチェックする手段の一つは、体に異常を感じた時に病院で検査をしてもらうことです。もう一つの方法は、定期的に健康診断を受けることです。

Ⅰ:「健診検査項目の解説」では健康診断で行われる検査項目について、何の目的で行う検査なのか、検査の結果、何が判るのかを分かり易く解説しました。

Ⅱ:「健診で精密検査が必要と云われたら」では精密検査で何が判るのか、関連する病気にはどんな病気があるかを解説しました。

Ⅲ:「健診データの判定区分」では各検査項目について、自分の検査データが、異常なし、経過観察・生活改善、精密検査・治療のどのグループに入るかを示しました。
 表示した検査結果の区分は、「臨床判断決定値」に基づいています。但し、数値は異なって施設の最大公約数的な値ですので、健診を受ける施設の数値と多少の相違がありますが、臨床上の問題はありません。

Ⅳ:「高齢者の基準値」は60歳、70歳、80歳代の基準値を纏めました。多くの健診受診者は事業所単位で受診しますので、年齢は65歳以下が大部分です。しかし、人生100年時代では、より高齢者の受診者が増加していますので、高齢者の基準値は今後ますます必要になると思います。

 病院や健診で検査データを貰ったら、今の自分の健康状態はどの程度なのかを知るために、参考にしてください。
 健康は待っているものではなく、自分で作り上げていくものです。体に悪い処があれば、早く見つけ、早く治すことが「人生100年時代」の生き方でしょう。

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