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疾患解説

フリガナ イショクドウギャクリュウショウ
別名
臓器区分 消化器疾患
英疾患名 Gastroesophageal Reflux
ICD10 K21.9
疾患の概念 下部食道括約筋機能不全による胃酸の逆流で、胸焼けや食道炎を呈する病態で、下部食道括約部の逆流防止機構障害や食道排出能低下など様々な原因が挙げられている。下部食道括約筋機能不全は、内因性括約筋緊張の消失または一過性弛緩が原因である。本症は、消化管疾患のうち、最もよく見られる疾患の一つで、食道炎、消化性食道潰瘍、食道狭窄、Barrett潰瘍などを発症することがある。また、肥満、脂肪食、カフェイン含有飲料、炭酸飲料、アルコール、喫煙、薬物なども逆流の要因となる。
診断の手掛 酸っぱい物質の口内への逆流と胸焼けが最も顕著な症状であるが、嗄声、咳、痰、喘鳴、不眠を来すこともある。食道炎や消化性食道潰瘍などの上部消化器症状を訴える患者は、本症を疑い詳細な病歴聴取と検査を行う。また、1/3の患者は嚥下障害が初発症状であることに注意する。食道炎は嚥下痛、場合によっては食道出血を引き起こすことがあり、通常は潜血であるが、大量出血を来すこともある。消化性食道潰瘍は、胃潰瘍または十二指腸潰瘍と同様の疼痛を引き起こすが、疼痛は通常剣状突起または高位の胸骨下領域に限局する特徴がある。
主訴 嚥下障害|Dysphagia
嗄声|Hoarseness
咳|Cough
喘鳴|Wheeze/Stridor
痰|Sputum
呑酸|Acid reflux/Heat-burn
不眠|Insomnia
胸焼け|Heartbum/Pyrosis
鑑別疾患 食道癌|Esophageal Carcinoma
エイズ/HIV感染症|Acquired Immune Deficiency Syndrome(AIDS)
化学性食道炎
カンジダ症
感染性食道炎
好酸球性食道炎
サイトメガロウイルス感染症|Cytomegalovirus Infection
食道裂孔ヘルニア
気管支喘息
単純ヘルペスウイルス感染症|Herpes Simplex Infection(HSV)
妊娠
肺炎|Pneumonia
肥満症|Obesity
Mallory-Weiss症候群
食道アカラシア
スクリーニング検査
異常値を示す検査
関連する検査の読み方 【PPIテスト】
プロトンポンプ阻害剤を2週間程度服用後の症状の変化をみる。症状が胃酸の逆流によるものであれば60~70%の患者は明らかに改善する。
【胃液酸度】
内視鏡検査で著明な所見が認められない患者については、24時間食道pHモニタリングを行う。GERDは強い酸性を示す。
【食道生検】
Barrett上皮を伴う例では食道腺癌発生のリスクが高いので定期的な生検が必須である。
検体検査以外の検査計画 上部消化管内視鏡検査、24時間胃食道内pHモニタリング検査、食道内圧測定

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